IELTSスコアBand7.0を狙うために。

IELTSに関してですが他の試験とのスコア対照表などありますがまったくあてになりません。
IELTSは英検やTOEICなど他の試験と比べ、英語力というより攻略というものが一番重要です。
この対策の有無によって平気でバンドが1から2変化してしまうのがこの試験の特徴です。
ですので、正しい対策情報のもと、徹底した訓練が最低数週間は必要でしょう。個人的には最低1、2ヶ月は必要だと感じます。
とにかくもう一度言います。IELTSは英語力なんかより慣れ、十分な攻略です。
TOEICで800,900程度を持ってて英語力に自信があると思っていても、IELTSでは数回程度の演習や正しい情報なしでの対策等で望もうものなら7どころか6すら危ういでしょう。
ただ、スピーキングではまだ7を取れていない、わたしの経験論で恐縮ですが、日本の英語教育で英語をかなりしっかりやってきた人なら7.0というバンドはきちんとした対策をすることでそんなに遠い道のりではありません。下記に一番対策してあがりやすいライティングとリーディングの対策を中心に述べます。

ライティング対策。

IELTSのライティングで7.0をとる為には高校までの文法知識がきちんとあり、文法的な間違いが少ないことを前提に、きちんとアカデミックに文語で書けているか否かだと思います。
文法的間違いが多少あっても論理的にエッセーの形で問題に答え、字数を満たしていれば6がもらえます。大学受験で英作をきちんとやった方なら、論理的に完答するだけで、6はくるでしょう。
実際Task2で私が書いている内容は時間がないので幼稚な思い付きでふざけたものも多いのですがきちんと経験や事実でサポートし、フォーマルに書けば難しい表現をこねくりまわさなくても7を連続してとっています。
最初完答できず最初に5をいただいたこともあるのですが、よい解答例からフォーマルな表現法を吸収し、文語と口語を区別し、常に文語的な表現で書く対策を10回程度くりかえしたところ、1ヶ月後には7を取れるようになりました。 
ちなみにIELTS用ライティング対策として桐原のtoeflテスト必須ライティング攻略ゼミとベレ出版の英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングを繰り返し使ってます。

リーディング対策等。

リスニングなどは純粋に鍛えていければIELTSの独特の対策において述べることといったら、どのような解がきそうか前もって徹底的に予想しとくことや数字や住所等の聞き取り等で細かくあげればほかにもありますが対策はしやすいと思います。
リーディングのきもとなるのはスキャニングとスキミングの能力の向上でしょう。IELTSで8以上とる人でも全部読んできちんと理解しているわけではないとIELTS講師も言っていましたが、自分も7とるまでに鍛えたのはスキミング(ざっと目を通すこと)と問題を読んでいかにはやくスキャニングして解を見つけるかだけです。
これには問題で重要な語に下線を引きそれをもとに解の根拠の文をすばやく探す訓練が必要です。これにより私はは6から7へと伸ばすことができました。
あとはIELTSの問題のすべての傾向に慣れた上で、自分が間違えた問題に対し、どうして間違えたのか単に時間がなかったのかそれとも勘違いしたのか、どう理解しどう頭を働かせればよかったのか、この作業をやることでタイプ毎の設問に対する正しい対策が身についていくと考えます。

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